先日、ヨーヨーの部門紹介の記事を書きました。
「ディアボロ版もやらなきゃなぁ~」ってことで今回はディアボロの部門について。
ディアボロの部門(スタイル)は、個数と軸の種類(固定軸か回転軸)がそのまま部門名になって場合が多いです。
※例外については後述します
とはいえ、各部門の中でもプレイスタイルが結構ちがったりするのでそのあたりもお伝えできればと思います。
では、さっそくいきましょう!
※現時点で「固定軸って何?」という方は下記の記事をご覧頂けると、この後が読みやすくなるかと~
≫【”観る専”の方におすすめ】ディアボロ豆知識【初心者の方にも】
「どんな人がこの記事を書いてるの?」という方はよろしければプロフィールをご覧ください。
※ディアボロの全日本選手権大会や国際大会での優勝・入賞経験があります(複数回)
1ディアボロ水平軸(固定)部門
固定軸のディアボロを1個使って競う部門。
ここ数年間はインテグラル系(スティックを放した状態で色々やる系統の技)が主流となっていて、その難易度やコンボの長さなどで攻めるプレイヤーが多いのかなぁという印象です。(固定軸だからこその技も、もちろん出てきます)
1ディアボロ水平軸(ベアリング)部門
回転軸(ベアリング)のディアボロを1個使って競う部門。
スティックリリースで攻めるプレイヤー、ストリングの使い方で攻めるプレイヤー、固定軸では構造的に困難な技で攻めるプレイヤー…etc
もしかしたら部門内でのプレイスタイルが一番幅広いかもしれません。
1ディアボロ垂直軸部門 ※バータックス
1個のディアボロを使って、技を行う面が地面と垂直になる状態での技(バータックス)で競う部門。
(固定軸と回転軸どちらを使っても良いのですが、圧倒的メリットによりほとんどの選手が回転軸を使います)
とにかく派手な技がバンバン出てくる部門です。
ディアボロを高く上げる⇒スティックを振り回して大技を繰り出すプレイヤーもいれば、高く上げずに体の周りでスティックリリースを連発するプレイヤーもいます。
「そろそろ技出切ったんじゃない?」という頃に新しい概念が出てくる部門でもあります。(僕の印象)
2ディアボロ(固定)部門
固定軸のディアボロを2個使って競う部門。
スティックリリース主体のプレイヤーが主流な傾向はありますが、2個ならではのボディ系の技で攻めるプレイヤーもいます。
(どちらも素晴らしいです)
2ディアボロ(ベアリング)部門
回転軸(ベアリング)のディアボロを2個使って競う部門。
もともと、1ディアボロ水平軸(ベアリング)部門と同様にプレイヤーによってスタイルに多様性があったのですが、その中でも最近は2個で垂直軸(バータックス)の技を行うプレイヤーが出てきました。
このまま発展していったら、『2ディアボロ垂直軸部門』がいずれ設立されるかもしれません。
3ディアボロ部門
3個のディアボロを使って競う部門。
(固定軸、回転軸どちらでも使用可)
固定軸を使うプレイヤーは摩擦をいかした技、回転軸を使うプレイヤーはロック(ディアボロが動かないように紐で固定する技術)を利用した技を行うのがそれぞれ特徴かなぁと思います。
どちらのディアボロも派手な技・複雑な技があります。
最後に
以上がおおまかな部門(スタイル)説明になります。
他にも、複数の部門の要素が必須となる総合部門、部門分けを行わずに各部門ごっちゃ混ぜの状態で競うテクニカル部門などがあります。(競技会、大会によります)
今後、2ディアボロ垂直軸部門ができたり、3ディアボロ部門が固定とベアリングに別れたり、いずれは4ディアボロ部門…って考えるとまだまだディアボロを楽しめそうですね(笑)
今回の記事が少しでも初心者の方や『観る専』の方のお役に立てれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。