初心者の方が知っておくと便利な小技(セッティング)をまとめてお届けします。
(まわりにプレイヤーさんがいないと、中々知ることができない内容になっているかと…)
セッティングという言葉は使っていますが、どれも”ひと手間”ぐらいの作業です。
※改造レベルの内容はでてきませんので、ご安心ください
もちろん全てを行う必要はありません。
ご自身の状況に合ったものや、試してみたくなったものだけで大丈夫です。
では、さっそく紹介していきます。
大体の情報は先人から直接教わったり、ネット上で見聞きしたものを実際に試したものです。
中には誰の発案によるものなのか、明記しづらいものもございます。
『この記事の情報=すべて僕が考えたもの』ではないということを念頭にご覧いただければ幸いです。
紐の先をあぶる
こんな方におすすめ
- 紐の端のほつれを見ると、なんかモヤモヤする
- 紐がほつれていて、スティックの中を通しにくいとき
昔からある小技の1つです。
ほつれた部分を何かしらのアイテム(※)であぶると、ほつれの部分が溶けて固まります。
※諸事情でアイテム名を書けないのです(申し訳ございません)
注意ポイント
あぶった直後に、あぶった部分をさわると熱いので注意。(だいたいは数秒で冷めるかとは思います)
スティックの下部にスペーサーを入れる
こんな方におすすめ
- 紐のヨリを極力作りたくない
やってる人もいれば、やっていない人もいるって感じです。
紐がヨレてくると、なにかしらの反動でスペーサーが回ってくれてヨリを解消できるという小技。
もともとは某バータックスプレイヤーの方が、『舞鈴カーボン32cm』にボールペンの芯(透明のパイプ部分)をスティック下部の穴の長さに合わせて切って使っていた、というものだったと思います。
僕はボールペンの芯の代わりにアルミパイプを使っています。(画像①、②)
ちょっと恥ずかしかったのですが、ホームセンターにスティックを持参して、いい感じにはまるものを買いました。
ヘンリースカーボン(画像③)でも使っています。
サイズが合わなかったり、プレイするとスペーサーが斜めになるような組み合わせ・状態で使うと、紐が切れる原因になります。
※経験あり
紐の結び方(紐を切らずに交換)
こんな方におすすめ
- 紐を交換するとき、ハサミを使うのが面倒
- 紐の長さを調整しながら(様子を見ながら)使いたい
マイノリティな話でしたらスミマセン。
紐の両端に大きめの結び目(固結び)を作ってスティックに紐を取り付ける方が多いとは思いますが、その際に片方をほどける結び方にすると「ちょっと便利だよ~」っていうお話です。
この結び方だと、紐を切らずに紐を交換できたり(※)、一度切った紐をハサミを使わずに短くすることができます(合わなかったら戻せます)。
※事前にちょうど良い長さの紐を用意する必要があります(汗)
▼動画を撮れたら動画にします▼
やり方
1.右手で紐を折って持ちます。左手で輪っかを作ってください。(画像④)
2.右手で持ってる部分を、左手の輪っかの中に上から入れます。入れたら画像⑤の『これ』(紐の長い部分)を引っ張ります。
3.引っ張って、きつく締めれば完成です。(画像⑥)
プレイ中、画像⑥の『←』部分を引っ張ることはまずないので、何かしらの偶然が重なって重なって重ならない限りほどけることはありません。(正しく結べている前提)
ただ「万が一…」という方のお気持ちも分かります。心配な方は一般的な結び方でOKです。
プラスティックテープ
スティックを重くしたり、視認性を上げる効果があります。
同様の効果はビニールテープでも得られますが、粘着部分のはみ出しが多いのか、ベタベタしやすいため個人的におすすめはしません。
(プラスティックテープは最初期だけ粘着部分が出てくるかな…といった感じです)
おすすめはジャグリングのリペアテープとしても使われる『3M スコッチ』のプラスティックテープです。
グリップテープ
こんな方におすすめ
- 手汗でスティックのグリップがすべる
- スティックを重くしたい
- グリップ部分の色を変えたい
はまる人には、はまる…小技です。
お好みの、テニスやバドミントンのグリップテープをお使いください。
解説動画があるため、気になる方はぜひ▼
カーボンワッシャーの削れ対策
デフォルト状態で使っていると、どんどんカーボンワッシャーの中心部が削れていきます。(特にバータックス)
下記画像のようなワッシャーを挟むと、削れをだいぶ防ぐことができます。
※プラスティックワッシャーに付属している小さめのワッシャーか、ホームセンターで規格の合うワッシャーを購入するのもOK
ロックタイト
ナットで固定している部分に使うと、ネジのゆるみをだいぶ防げます。
僕は某ショップさんのツイートで知りました。かなり使えます。
使い方
ネジ部分にロックタイトを1滴垂らして少し放置するだけです。
紹介している『中強度タイプ』であれば、通常使用でのゆるみを防ぎつつ、分解したいときは少し頑張ればナットが回るくらいの”ちょうどいい”固定具合になっています。
耐水ペーパー
外で練習していて紐が切れやすくなった場合、スティックの先端部分が荒く削れていることがあります。(練習中のドロップなどが原因)
そういったときは耐水ペーパー(紙やすり)でやすりましょう。
※削れ具合にもよりますが、400番台かそれ以降で大丈夫かと
最後に
一部マニアックだったり、人によっては全く必要ないものもあるかと思います(笑)
とりあえず知っておくだけでも誰かが困ったときに役に立つかもしれないので、頭の片隅に入れておいて頂ければと…
ご覧いただき、ありがとうございました。
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