基本的には、私服でやるか練習着=動きやすい格好(他のスポーツをやるようなor汚れても大丈夫な服)でやるかの2択かと思います。
さらに言うなら、練習先(もしくは所属団体)でルールでも設けていない限りは何を着ても良いかなぁと…
人によって私服と練習着のイメージが違ったり、『私服≒練習着』という方もいらっしゃると思いますので、この記事では上記のイメージ(定義)で進めていきます。
…
質問・疑問に答えるだけなら以上で終わりなのですが、せっかくなのでもう少し深堀りしていきます。
あくまで個人的な見解ですので「そういう考えもあるんだなぁ」くらいでご覧いただければ幸いです。
ジャグリングって文化系?スポーツ系?
ここ数年どこかの練習会に参加していないので絶対とは言い切れないのですが、練習会に行くと私服派と練習着に着替える派(以降、練習着派)が混在しているのが割と見られる光景かなぁと思います。
※Twitterに流れてくる写真や過去の経験・体験からの判断
というのも、
ジャグリングは文化的側面(場合によっては芸術にまで至る)とスポーツ的側面(競技性もあるため)の両方を持ち合わせています。
そこに各々のジャグリングへの取り組み方(趣味、舞台公演、競技…etc)や道具毎の運動量・体や服にダメージを与える可能性などの要素も加わってくるため、練習しているときの服装も人それぞれになるよなぁと。
上記のような要素が、私服派と練習着派が混在する理由だと個人的には考えています。
必ずしも
- 私服派⇒文化的、交流しやすい、運動量が少ない演目
- 練習着派⇒スポーツ的、競技者(ガチ勢)、運動量が多い演目
みたいなことが成り立つわけではありませんが、ちょっとした目安になるかと思います。
⇒競技者の方でも荷物(着替え)を減らすために私服で練習する方も全然いますし、そこは個人の好みや自由です。
また、服装やその比率が第三者の方への印象にもつながるのではないかなぁと考えています。
※体育館など施設の職員の方、他の利用者・団体への印象
練習着に着替える理由
私服で練習するのは気軽で全然アリなのですが、あえて練習着に着替える理由について挙げていきます。
- 汗や練習で発生する何かしらの汚れを気にしなくて良い
- 服にダメージを与えてしまう技を気にせずできる(後述)
- 単純に動きやすい
- 気持ちの切り替え(スイッチ)
とはいえ、現地で着替えるとなると道具同様に練習着がかさばってしまうのも事実。
そういった場合は、ボトムスだけ私服にすることで荷物を減らすのもあり。
ディアボロ初心者の方へ
技によっては紐の摩擦が原因で、体を擦ったり(※)、素材によっては摩擦で服が溶けることがあります。
※夏だとミミズ腫れみたいになったりも
腕周辺の擦れ対策としては長袖を着るか、アームカバーの着用がおすすめです。
(僕は服をなるべく増やしたくないのでアームカバーを使っています)
▼僕が使っているものを一応紹介しますね
※購入をお考えの方は以下の文章もご覧ください
また。
体に紐を素早く巻きつける技を練習するときは、なるべくコットン素材(綿)を選んでください。
夏場など暑いときは、ポリエステルなどの化学繊維素材だと涼しくて良いのですが、紐が強めに擦れたときに溶けることがあります。
先ほど紹介したアームカバーはポリエステルがメインなので、使い込むといずれ摩擦で溶けたり破れたりします。
コットン地のTシャツを着て、その下にアームカバーをする分には長持ちするかなぁ…というのが個人的見解です。
バータックスは特に要注意!(コットン素材でもテカり痕みたいなのが多少付くかと思います)
※上記画像はポリエステル素材でバータックスの練習した結果
最後に
練習するときの服装や『着替えるor着替えない』はもちろん個人の自由です。
僕は着替えて練習するタイプですが、「おしゃれな私服で練習することでディアボロやジャグリングのイメージアップにつながるんじゃ…」みたいなことも考えたりもします。
(年々世の中の平均おしゃれ度が上がってる気はしますし、パッと見は普通の服でも速乾性があったりストレッチが効いていて動きやすい服もあるため、練習着の定義が曖昧になりつつある気も…)
「おしゃれな練習着があればいろいろ解決するのでは??」
ということも少しよぎりましたが、それはおしゃれな方に期待しましょう。