「もっと練習したいけど、時間が足りない」
「もっと練習したいのにこれ以上時間を捻出できない」
そういったお悩みをお持ちの方に、少しでも参考になれば幸いです。
※もちろんジャグリング以外にも、勉強や趣味の時間を捻出する際に使える方法かと思います。
こちらの記事は、以前書いた記事を加筆修正(アップデート)したものです。
※『アイビー・リー・メソッド』についての説明、項目の追加、SNSやスマホ関連についてより深堀りしています。
ジャグリングを続けていると、練習をやりたくてもうまく時間が取れなかったり、これ以上は練習時間を増やせなかったり…なんてことがよくあります。
これらの問題が起こる理由として
・ホントに時間がない
・時間を作れるけど、何かダラダラしちゃう
・今やらなくても良いことをやってしまっている
以上3つが大きく考えられます。
ホントに時間がない方にはすみませんですが、だいたいの方はちょっと意識をすれば時間を捻出できるのではないかなぁと思います。
(実は、社会人プレイヤーでも競技会で結果を出している方は結構いらっしゃいます)
これ以上練習時間を増やせないという方に関しては、1回の練習の質を上げていくことを意識していきましょう。
練習のヒントに
では、実際に僕が行っている方法をもとにお伝えしていきます。
やりたいことに優先順位をつける
ついついやってしまうことって結構ありませんか?
例えば
帰宅したら、とりあえずテレビをつけてSNSをチェック。
SNSで気になるものがでてきたから検索。
その中でまた気になるものがでてきて更に検索。
一通りチェックしたら別のSNSをチェック。
一方、テレビから聞き慣れない名称やワードが流れてきて、それも検索。
僕の場合、意識していないと、この検索ループは結構やってしまいます。
※テレビは他の方を意識して書きました(僕自身はなんとなくでは観ません)
こんな感じで”ついつい”やってしまうことがあって、しかもその時やる必要がないことだったりするともったいないです。
なので、”ついつい”何かをやってしまいそうな時のために『やりたいことリスト』を作りましょう。(項目は多すぎないほうが良いです)
直接紙に書いても良いですし、アプリを使ってもいいです。
あらかじめリストを用意しておけば、”ついつい”に使っていた時間を有効に使えます。
※この時点ですでに時間をゲットです
そして、優先順位をつけましょう。(ジャグリングがなるべく上位だと良いです)
僕はこんな感じでやってます↓ ※メインの練習は別途必須でやっているのでリストにはいれていません
※画像の日付が結構前なのは諸々の事情です(汗)
リスト作成のメリットとして、作成の過程で「これやらなくても良くない?」みたいなことがでてくることも。
優先順位を付けたら、あとは順番にタスクをこなしていくだけです。
(僕はタスクをこなしたら、そのタスクに線を引いてます。)
生活のちょっとした見直しにもなりますので、おすすめの方法です。
また、練習する内容もあらかじめ決めておくと効率よく練習できます。
ちなみに実際に僕がやっている方法は『アイビー・リー・メソッド』と呼ばれるものです。
※上記の方法にもう少しルールが加わったもの
もちろん今回紹介した方法でも効果はありますが、気になった方はぜひ下記内容もご覧ください。
(お急ぎの方は、飛ばして次の項目に進んでも大丈夫です)
アイビー・リー・メソッド
やり方は簡単です。
このテクニックのポイントは2点。
- タスクを6つに絞る
- 優先順位をあらかじめ決める
「やるか、やらないのか」「いつやるのか」
そういったことを決断するだけでもエネルギーを使ってしまうようです。(いわゆる『決断疲れ』)
ましてや選択肢やタスクの数が増えれば、どんどんエネルギー消費量が…(汗)
そういった決断疲れを防ぐために、このテクニックは有効と言われています。
決断疲れを極力減らして、やりたいことに時間を使っていきましょう。
家事にかける時間・手間を減らす
家事の時間を減らすことで、練習時間に当ててしまおうという考えです。
僕の考える例(あくまで理想)
■食事
・無洗米を使う
・1プレートにして洗い物を減らす
・自炊しない(要コスト)
■掃除
・お掃除ロボットを使う
■洗濯
・乾燥機能付き洗濯機にする(干す⇒取り込むを省ける)
ちなみに、僕自身は上記コンプリートできていません。(ミニマリズムとの葛藤が…)
とはいえ、毎日行っている家事の中に省けるものが潜んでいるのは事実です。
一度見直してみることをおすすめします。
観たいもの、読みたいものは『ながら』練習
できる練習は限られますが、一度に2つのタスクを実行できます。
映画・アニメ・ドラマ・録画していた番組・ラジオあたりであれば大丈夫かと。
※いい意味で集中しなくても決められる技の安定だったり、集中していなくても安定して決められるようにしたい技の練習には良いかと思います。(あくまで個人の考えです)
難しいのは読み物。
マンガはアニメがあるなら、アニメで観ることをおすすめします。
本はオーディオブックであれば聴きながら練習できます。
上記が難しい場合、どうしても読みたい物はやるべきことをやった後に読みましょう。
飲み会に行かない
これは圧倒的に時間を作れます。
さらに『飲み会行かないキャラ』になれば、ある意味最強です(笑)
最初は断るのに心が痛みますが、キャラが定着すればその後は安泰です。
※僕が飲み会に行くのは、年3回くらい
とはいえ人付き合いもありますし、この項目に関しては可能な方は…って感じですね。
部屋のものを減らす
雑念が減って、意識をもっていかれる回数も減ります。
そのため集中しやすい環境になり、より効率的にタスクにあたれるかと…
さらに探しものがなくなるというメリットもあります。
(統計によると人は一日10分探しものをしてるとか)
SNSを見る時間を減らす
まずは見る回数を減らしましょう。
スキマ時間に見る習慣をなくすだけでも結構時間を作れます。
ちょっと見るだけのつもりがだいぶ前までさかのぼっちゃったり…なんてことも。
あらかじめSNSをチェックする時間を決めるのもおすすめですが、個人的におすすめしたいのは
- 「自分がスマホをどれぐらい使っているのか」
- 「どのアプリをどれくらい使っているのか」
を時間できちんと把握すること。
比較的最近のスマホであれば『設定』とかにチェックできる機能があるかと思います。
「うわっ、こんなにTwitter見てるの?」って、自分でゾッとしました(笑)
※ちょっと昔に流行った『食べたものを記録するだけのダイエット』に近い考え方かも
おすすめです。
練習中や作業中はスマホの通知をオフにする
練習中や作業中、実は結構ネックな問題になる『スマホの通知』。
通知のチェックだけで済めばまだ良いのですが、そこからうっかりSNSを見てしまって戻ってこれなくなることも。
(そういう時にどうゆうわけか誰かが良い技やってたり、2~3分のちょうどいい動画を出してたり…)
3~5分でも一技練習できたりしますからね。
極力、練習中や作業中は通知をオフにすることをおすすめします。
ただ、ホントに必要な連絡を待つときもあると思いますので、その辺は臨機応変にお願いします。
最後に
効率よく練習することを生活レベルで考えていくと、新たに練習時間も確保できて、結果的に練習自体の効率も上がるんじゃないかなぁと考えています。
こういった方法論は探したり試すのが好きなので、何かまた良さそうな方法があったら共有します!
■参考文献
メンタリストDaiGo(2016),『自分を操る超集中力』,かんき出版.