「出演依頼がきたんだけど、どう話を進めればいいんだろ?」
「連絡のやりとりはうまくいってるけど、当日何かもらしていたらこわいな…」
イベント出演経験があまりない、出演依頼の対応をしたことがない方に向けての記事です。
以前、こんな記事を書きました↓
大道芸ファンの方にぜひ
≫【至高の推し活?】パフォーマーさんをよびたい!【出演依頼】
パフォーマーさんに出演依頼をお願いするかどうか迷っている大道芸ファンの方に向けて書いた記事です。
(自粛があけて平和になって、推しのパフォーマーさんを召喚できたら、お互いWin-Winかもですね(笑))
今回はその”逆”です。
冒頭にも書きましたが、出演依頼の対応をあまりしたことがない方向けの内容になっております。
ジャグリングサークルを立ち上げた方や、「個人で練習していたら声をかけられた」、「今後パフォーマンスをやってみたい」といった方…etc
では、実際に見ていきましょう。
プロの方に向けてではないので、ご注意ください。
事前に知っておきたいことリスト
・お名前
・E-mail
・お電話番号 ※任意
・開催希望日時
・開催場所
・希望出演時間、回数
・屋内?屋外?
・イベントの内容詳細
・控室の有無
・音響の有無
・電源の有無
・一部道具の使用許可の確認
・ステージ(演技スペース)の高さ・広さ
・ステージ(演技スペース)、客席、音響ブースの位置関係
・舞台袖の有無
・事前の打ち合わせの有無
・当日の入り時間
正直「多くない?」と思う方もいるかもしれません。
少なくとも僕は多いと思います。(!)
先日の記事のリストの2倍くらいですね。
どうしてもこちらが把握しておかないといけない情報は多くなります。
ちなみに。
僕の場合は上記の5割前後しか確認しません。
色々な経験を経たことにより、現場対応力が上がった点が大きいです。
※ボジショントークのつもりはないのであしからず
あくまで、はじめて依頼のやりとりをする方に向けてなので、「そもそもこれは関係ないな」というものは全然カットしてもらって大丈夫です。
ご依頼主の立場で考えると、上記リストにいきなり全部答えるというのは正直大変かと思いますので…
(少しでも不安になるようであれば、きちんと確認しましょう)
以下、補足したほうが良さそうな項目について説明していきます。
お電話番号 ※任意
メールフィルターが原因で、メール送受信のエラーが起こることが極まれにあります。
そういった際の”保険”として知っておくのも対策の一つです。
音響の有無
スピーカーやマイクなどの機材の有無。
ご依頼主側もご自身もお持ちでない場合、BGMなしで行う、もしくは依頼自体がなくなる可能性もあります。
必ず確認しましょう。
マイクについて
・「マイクはワイヤレスなのか」
・「マイクのタイプはハンド、ピン、ヘッドセットのどれか」
上記2点についても確認したほうが良いです。
※ジャグリングしながらトークする場合はワイヤレスのピンマイクかヘッドセットじゃないとキツイと思います。
音源についても確認しましょう。(例:音楽プレーヤー、CDなど)
音響の基本知識・操作について、下記の記事が参考になるかもしれません。余裕があれば、目を通してみてください。
電源の有無
こちらが機材を持ち込む場合、ステージ付近に電源がないと使用できません。
ない場合は延長コードなどの対応が必要です。
機材を持ち込む場合は確認しましょう。
※自身でポータブル電源を持ち込むのも良い手です
一部道具の使用許可の確認
使用する場合は必ず確認してください。(ジャグリングナ○○、ファイヤーなんちゃらなど)
※施設によってルールが異なりますので、その都度ご確認ください
確認せずに何か起こってしまったら、大変どころではすまなくなってしまいます。
ステージ(演技スペース)、客席、音響ブースの位置関係
近年ではリモコンで音楽操作をすることが多いです。(プロパフォーマーの場合)
ただ、ステージと音響ブースが離れていると電波が届かないことがあります。
その場合はケーブルを伸ばしてもらうなど何かしら対策をしないといけません。
▼よく使われているリモコン
舞台袖の有無
複数人で依頼に行く場合に意識すると良い項目です。
待機中の演者がお客さんの視界に入っていると、お客さんが鑑賞に集中し辛かったり、絵的に良くない場合もあります。
例)待機中の演者のちょっとした仕草、おしゃべりなど
舞台袖がないステージ(演技スペース)の場合、施設側にパーテーションを用意して頂き、その中で待機できると良いかなと思います。
事前の打ち合わせの有無 ※対面での
会場の高さが気になったり、何かしら心配がある場合は行きましょう。
また、打ち合わせをすることで、ご依頼主が落ち着ける効果もある…ということも一応お伝えします。
当日の入り時間
本番スタートの1~2時間前を目安に考えてみてください。
相手側のタイムテーブルの都合もあるため、そのあたりは上手くすり合わせましょう。
最後に
紹介したリストを元にご依頼主とやり取りをすることで、だいぶ確認モレを防げるはずです。
(やや過剰防衛気味で作ってますので)
とはいえ、リストの内容以外にも気になることがあるかもしれません。
もしご自身で気になることがある場合は、必ず確認しましょう。
そうすることで、あなたもご依頼主も当日のお客さんもより良い時間を過ごせるはずです。
イベントの成功を祈ってます!